
機械の日イベント
夏期公開講座「中高生のための機械工学講座」
2025/7/28(月)
中高生のための機械工学講座
千葉工業大学では、「機械の日」のイベントと連動して中学生および高校生向けに夏期公開講座を開催しています。2025年は、「機械を動かす仕組みについて学ぼう」と題して、ハンドスピナー製作を実施しました。また、会場にカットモデルなどを展示して機械工学に関連する機械に触れてもらいました。
★機械を動かす力について(力、仕事、動力、滑車)
★ハンドスピナー製作
★カットモデル見学
(レシプロエンジン、ロータリーエンジン、ジェットエンジン、スターリングエンジン、トルクコンバータ、デファレンシャルギア、歯車減速機など)
講義とものづくりの概要
本講座は、私たちの生活になくてはならない機械を動かす仕組みやエネルギーについて、中高生向けに機械工学を交えて説明しています。今回は、力と仕事、滑車の関係から重いものも小さな力で動かすことができるが、力が小さくなると動かす量も増えることを式を用いて説明しました。また、ハンドスピナーを製作するにあたり、回転について考える必要があることから、慣性モーメントとトルクについて説明しました。まとめに機械が担う役割について話をして、未来の機械について想像を膨らませました。
・ベアリング 1個
・ナット(大) 4個
・ナット(小) 1個
・ボルト 1本
・ワッシャー 2個
・結束バンド(太) 1本
・結束バンド(細) 4本

参加者数
高校生 2名
中学生 17名
小学生 1名(特別参加)
保護者 3名
スタッフ 8名(運営・ものづくり支援)
アンケート結果
終了後のアンケートから、今回の公開講座の全体的な内容については、「満足」と「やや満足」で100%、内容のわかりやすさは、「わかりやすかった」と「ややわかりやすかった」で95%、進めるスピードは、「ちょうどよい」と「概ねよい」で95%、スタッフの対応は、「満足」と「やや満足」で100%、と高評価を得ました。
また、「説明がくわしかった」、「面白い講座ありがとうございました」、「とても楽しかったです」など、コメントをいただきました。
〔報告書作成 高橋芳弘〕